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2007年4月17日 (火)

第一反復(イテレイション)

テクノラティプロフィール

「フラクタル曲線の描きはじめには、そこに秘められた数学構造への手がかりはほとんど現れない」  

               イアン・マルカム  (ジュラシック・パーク)

成功哲学は時として運を無視する。

最近出版されてかなり売れている本もそうである。

それによれば運は確率にすぎず、たとえば経済的成功に関しての願いを持っていたとして。

これから先、高所得に属する人々が10%、そして90%が低所得という具合に2極化してくると考えたとしよう。

答えとしては、この場合単純に10%に入ればよいだけである。

そのためには目標を設定して努力を重ね、諦めない事が重要なのだ。

成功者はとどのつまり運など考えてはいない。

というわけなのだが…。

たしかにこの世界が線形力学の世界ならばそうだ。

ところが、この系・システムはカオスなのだ! 

行動の予測不可能性は急速に進んでゆくことになる。

なので、最初に立てた目標に生じた誤差は、仮にそれを修正したところで、次第に拡大され、増幅されてゆき、予想とは全く異なる結果になってしまう。

ここのところを見落とせば、10%に入ることの出来なかった人々の原因を、 

 (1)願望の弱さ。 

 (2)努力の不足。 

 (3)諦めてしまったこと。

などに求めるのはかなり強引過ぎるし、たいして説得力がない。

実際には人一倍努力を重ねた結果が90%の中であって、残酷にも夢が叶わなかった人々がほとんどなのにである。

こんな哲学はこの現実に対して鈍感すぎる。

プロセスはある程度管理出来ても結果は管理出来ない。 

つまり、結果レベルからみればすべては運のせいなのだが…!

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