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2006年10月15日 (日)

二つの視点と二つの方法論

様々な理由で経営状態が把握出来にくくなったような時に、経営者が採るための、有効な方法としてトゥワイライトミステリーのお勧めするテクニックが二つある。

とにかく、現状に囚われている視点を、どうにかして切り離さなければならない。

それが頂点から見る方法と、低点からみる方法である。

最初の「頂点からの視点を確保する方法」は、経営書等でよく紹介されている「差」の手法の変形でもあるが、用い方によってはかなり効果が得られる。

A4の紙を数枚用意する。

そして、自社と同じ構成のエクセレント・カンパニー(理想的な会社のイメージ)を考えて、書き出してみる。

ここでのポイントは、この段階では自社に照らして考えてはいけないという事である。

企業によって、システムがそれぞれ異なるわけだが、商品企画、販売、経理、営業…等、各構成要素ごとに、どんな状態ならばエクセレント・カンパニーと言えるのかを考えてリスト・アップしてゆくわけである。 

ひとりブレーン・ストーミングのような感じでよい。

そして、この作業が終わってから、そこで初めて自社とイメージの上のエクセレント・カンパニーとを比較して見る。

そこから得られる気づきを活用するわけである。

この最初に創ったエクセレント・カンパニーの各項目が、そのままチェック・リストになるので、これを保存しておくことをお勧めする。

ここまでの段階で、経営課題を解決するために、どんな情報を収集すればよいのか、という情報収集のための範囲設定が完了する。

それが完了したならば、次のステージである情報収集の段階へと進むわけだが、ここで注意をしなければならない事がある。

この手法と経営者の感性・性格との相性の事である。

このスキームは、経営改善のための情報収集の枠組みを設定するためのものであり、一般の経営書のように、解決策を策定する手段とは捉えないことである。

原理的には、「あるべき姿」と「現状」を比較して、その「差」を問題と把握し、経営計画を立案するというわけであり、この「差」が重要な意味を持ってはくるが、これを教条主義的に、そのまま受けとってはいけない。

この手法を使わない方がよい経営者もあるからである。

性格上、完璧主義に偏りがちな経営者には、使いづらいところがある。

イメージ上のエクセレント・カンパニーを創り上げたのは、これから収集すべき情報の方向性を間違えないためである。

現実にエクセレント・カンパニーを創り上げるためではない。

それは、次のステージ以降の作業である。 

完璧主義の経営者は、ややもすると、この点の認識が甘く、エクセレント・カンパニーごっこを始めたがる傾向が見られる。

「目的」は情報収集するための方向性を正しく取るためであり、その「手段」がイメージ上の「エクセレント・カンパニー」創りである。

現代の経営環境の変化は、非常に早い!

この時点で創ったエクセレント・カンパニーは、1年後には全く姿が異なっていることも珍しく無い。

その点さえ注意して使用するならば、かなり有効な手段として活用できる。

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