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2006年7月 3日 (月)

天国への階段

「天国への階段」は言うまでもなくレッド・ツェッペリンの名曲のタイトル名である。新会社法が施行されて最低資本金制度が廃止されたため、1円起業に関する話題が多くなっているが、心配していたとおりネットで検索してみると1円起業を興した経営者サイドから、やらなきゃよかった1円起業とか、やってみてこんな事で困っています、とかの意見が増えているようだ。要はこういうことである。資本金1円で株式会社を創るために数十万円かかった…、融資を受けようとしたら受けられなかったので結局資金の持ち出しになってしまったとかである。1円起業に関する本を書店で見てみると、純粋に法律論の本と事務所の宣伝本に大別される。法律論の方は見解はともあれ問題はないが、宣伝本の場合前半にどこにでも書いてあるような簡単な説明と後半には、その事務所の業務内容の説明及び依頼すると得られる御利益とコンタクト先が書いてある。結局1円では会社は動かせないし(運転資金等が無い)、だから融資を受けたくても国民生活金融公庫ですら借入金に見合うだけの資産を必要とする。つまり、会社では借りることが出来ないため個人で融資を受けて会社につぎ込むことになり、株式会社の特質である物的有限責任は、この場合機能しない。この状態で会社を動かそうとすれば設立当初から借金経営、債務超過になってしまう。このような1円起業株式会社が増えればある会計士の意見のように泡沫企業として大半が淘汰されてしまうので、以前のように株式会社だからというプランド・イメージ、信用力は落ちてしまう。節税を狙ってみても出資の90%が同族の同族会社であるため、役員の給与所得控除相当分を損金として認められなくなるため、その効果も期待できない。つまり、安易に1円起業に不運にものっかてしまった経営者には幸運も期待できず、そのまま天国への階段を登りつめ昇天してしまうことになる。創業しようとする株式会社が1円起業の場合は設立する前により慎重にビジネス・モデルの検討をすべきである。

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