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2006年7月

2006年7月31日 (月)

サターンリターン

起業には適切な時期がある。逆に避けたほうがよい時期もある。

避けたほうがいい時期のひとつがサターンリターンである。

起業して、ある程度軌道に乗ってきた時期なら問題は少ないが、起業する時期がサターンリターンとなるとちょっとキツイ事になる。様々な障害が押し寄せてきて、考えなければならない事が多くなる。例えば、いけると思った商品がさっぱり売れない…、出資してくれたスポンサーの資金状態が悪化して、出資金を返して欲しいと言われる…、折角採用した従業員が辞めてしまう…、選びに選んだ仕入先が倒産してしまい、商品が入ってこなくなる。などのマイナス現象が出てくる。

もし、サターンリターンの時期に開業してしまったなら、ビジネス・プランが甘かったと思って、様々な施策を打ってみて状況の好転するまで待つ事である。

焦って、一気に形勢の逆転を狙わない事! 勉強の時期だと割り切ることである。

2006年7月30日 (日)

マーケティング理論と直感との境界線

いつも読んでいただいている方からのご質問である。店を出す場合、その地域の人口、家族構成、子供の通学路、買い物に行く時間等の情報を、もっと丁寧に調査しなくてもよいのか? 起業、開業関係の本にも、それらの調査をするように書いてある。 との事であった。 答えとしては、調らべて気が済むなら調査してみてはどうか? という事である。実際、最小行政区画単位の人口等、数字は捜せばでてくる。

数年ほど前の事例だが、極端な例ではなく、割とよくあるケースなので触れておきたい!

地方都市の、ある駅の付近でファッション関係のショップを経営していた方の事例である。

その土地の所有者から、建物も古くなったので建て替えをしたい。そこでテナントには退去して欲しいとの申し入れがあった。お店は本通りに面していたが、売り上げがここ数年下降線をたどっていたため、今よりも賃料負担の軽い物件に移転しようと思っていたところ、十数軒離れている、裏道ではなく横道の物件が空いた。現在の店とはほとんど離れていなかったため、そこに決め、今までの顧客全部に案内状も出し、前の店付近に新しい店がわかる看板も設置して移転した。その結果は大幅な売り上げの減少となった。

マーケティング理論も、一種の宗教のようなところもある。

十数軒という距離は、最小行政区画単位の人口からすれば、ほとんど意味を持たない。にもかかわらず、この結果である。

商売に必要な人口が数字的には存在していても、店の前を通るとは限らないし、口コミで来てくれるとも限らない。データはデータ、いくら収集しても最終結論が出なくなった場面では、直感に頼るしかなくなる。

ロジックと直感の境界線を越えてまで、無理矢理にマーケティング理論を当てはめること自体危険である!

   

2006年7月28日 (金)

占い師の話術

起業すると想定外の事態が発生してくるため、藁にもすがりたい気持ちになるのはよくわかる! 信じられない思いで頭の中が真っ白になってゆき、どんどん情報を集めたくなる気持ちもよくわかる。そんな時は、気持ちを不安定にさせる情報には触れないことが大事だ。

占い師の話術的なことが話題になることが増えてきた。信用を得たり、営業に活用できたりする効能があるらしい。

「貴方は、社交的なほうですが、ひとりっきりになると孤独な性格ですね!」

「ここのところ、順調にきていましたが、最近よく眠れないことが多く、色々悩んでいますね!」

といった話し方をするほうが効果があるらしい。 占い師である以上、ある程度相手の気持ちを受け止める事も必要なので、カウンセラー的話し方をすることもある。だからといって、これで営業しようというんではダイエーの 林 文子氏の本のタイトル「失礼ながら、その売り方ではモノは売れません」となる。 購買には複雑なプロセスが絡む。思いもしなかった第三者の意見等で簡単に商談は壊れる。

まして、花屋(フラワー・ショップ)を開店してぶつかる問題では、解決策が求められている。すでに解決策があって、そこへ誘導したくてこんな話術を使うのならいい。問題自体がよくわからずに絞り込んでいった結果、可能性としてAとかBとかになった場合、話術でどうのこうのできる世界ではない。

藁にすがりたくても、こんな考えは採用しないほうがいい。

2006年7月27日 (木)

在庫と資金量

ここでちょっと在庫と資金量についてみてみよう! ビジネスには資金が寝てしまうタイプと資金が絶えず流れていなければならないタイプがある。前回の花屋は、資金がある程度流れていなければ出来ないタイプのビジネスであり、酒屋のような業種は資金量が必要で、しかもある程度寝てしまうタイプのビジネスである。花屋はとっかりがよいため、創めたがる女性が多い。夢が感じられるようである。ところが、実際に開店すると、手が非常に荒れる。そこへ持ってきて心労が絶えない。業界事情をよく知っている知人に相談しなければ、不安にとりつかれる。というのは、花はすぐに駄目になるからである。廃棄する花の山をみて、翌日も強気で仕入れられるにはかなり強い神経が必要であり、そこで友人に電話で相談(悩みを打ち明ける)することになる。内容は大体同じようなもので、「今日もうちでは売れ残りが多かったけど、そちらのほうはどうなの?」とかの話しから、今後の仕入れの相談まで気心が知れている友人を持っていることが大切なポイントとなる。勿論、花を運んでくれる業者などから、ここのところの売れ筋情報などを聞くことは出来るが、他の成功事例はほとんど参考にならない。

売れない! 売れない! という段階を経験しなければ軌道には乗らない。結果的に必要な運転資金が思ったよりもかかる。預金はどんどん減るし、借り入れが必要にもなる…。 その点は頭で理解しておいたほうが良い! ストレスに対する抵抗力が保てる。

2006年7月26日 (水)

商品チェック

立地を決定するもうひとつのファクターである商品からみてみると、現地でターゲット客層に対する一応の仮説を手に入れたなら、付近の同業者の店をリサーチすることになる。どれくらいの人数が訪れているのかを把握する。店の広さからくるキャパと陳列されている商品の価格帯と店自体のセンスで、その店の主力客のイメージを掴む。低価格帯なら客数は多くなければならないし、それなのに客の数がそれほどでもなければ、どこかにミス・マッチがあるはずである。それから店のセンス、名前。たとえば山田花店とか、花市場田中… とかであれば、客層の見当がつく。そこで競合する客層を避けて、その近辺でのターゲット客層になりそうな若い女性達のファッション・チェックをしてみよう。ある程度のラインであれば、店に来ないのは付近に洒落たセンスの花屋がないからかも知れない。考えつく限りのあらゆく角度からチェックを入れよう!(ここで収集した情報が、これから先きサイキックで使う基礎データとなる)

今ある店で、本来なら来るはずなのに、たいして来ていない客層があるはずだ! ここまでみてくるとある程度割り出される。 その結果、選択肢を2つ手に入れた! 現在ある店の客を呼び込むか、新しく見つけたセグメントの客で勝負を賭けるかである。

ここからはロジカル・シンキングの限界であり、不確実性の支配する領域である。ロジックでは追いきれない。勿論、無理にこじつけて結論を出すことは可能だが、うまくゆくとは限らない。この局面では、信じればかなうとか、根性、やる気、自責(やらないのは自分のせい、やれば出来る)などの根拠の無い楽観論やなんとなくうまくゆきそうな気分でビジネスを創めてはいけない! 確率はかなり低い。ここで出てきたロジックが使い物になるくらいなら会社の生存率はもっと高い! 言葉遊びは止めよう! 高尚な専門用語や最新のマーケティング理論を振り回すのはまずい。実務を離れた言葉遊びにいくら熱心になっても、結果はでない。無駄な議論に大切な時間を取られてはいけない。頭でっかちの人々は置き去りにしよう!

そこでタロットを1枚引いてみる。隠者の正位置がでた! 新しい客層は呼び込めない。図柄からもう一段絞りを効かせて象徴の持つイメージを再構築してみる。 理由は、安定までに時間がかかるということだ。 多分それまでに資金がショートする。 この場合、方法論としては定期的にイベント等を開かなければならない。さらにもう1枚カードを引いてみる。節制の正位置だ! 花だけでの集客は無理である。 では、どうすれば…

2006年7月25日 (火)

立地調査

今回は立地の選定。業種は女性に人気の花屋。

教科書的に言うならば、その地域の人口、業種の動き等を調査してゆくわけだが、これらは無視。株式投資と同じく日経平均(採用全銘柄)自体は買えないからである。近くの人々しか現実には来店しない。頭でっかちにならないように!

不動産屋から紹介された物件を下見に現地に行くわけだが、駅に近いとかの理由で、安易に決めてはいけない。とりあえず数日かけて調べよう。選択の基準は、やりたい商材から決めるか、その立地から決めてゆくかだが、これは特にということが無いなら立地から決めることになる。

現地では、最初に通りの地図をノートに簡単に記入しておき、どの通りがどこへ向かっていて、どう人が動くのかを推理しておく。次に外のよく見える喫茶店に陣取り、半日くらいは人の流れを見て感覚的に掴んでみる。通りは時間帯によってその表情を変えるので、11~12時、2~4時、6~8時の時間帯くらいはチェックしておこう。

もし、ピーンと心にくるものがなかったら、その候補立地はパスしよう。 今回はパスと決めたらノートにその理由を書いてパスする。資金を投下しなくてよかった! こういう判断も大事である。

2006年7月23日 (日)

イリュージョン

主婦の創めたショップが失敗するというケースは結構多い。店を持ちたいのか、商売をしたいのかが心の中ではっきりしていないからである。たとえば、どうしてもやってみたかった輸入雑貨店を創めようと思ったりして、そんな時にトゥワイライトの中のミステリー・ゾーンからイリュージョンの世界への招待状が送られてくる。

まず目標を立てて、それを紙に書いて、何度も見直したり、お気に入りのショップの写真を雑誌から集めてスクラップにして、ワクワク、ドキドキとときめいてくる! そのパワーから、夢に向かう推進力を得てゆく。好きなことを夢中でやっているので疲れることも無い!

無意識は現状を維持しようとし、このプランに眼を光らせ警戒のシグナルを送り続ける… それらの声は風となり、無茶なギャンブルは止めろと泣き叫ぶ。

その声を無視して、イメージングしてゆくうちに、まるで八ヶ岳に向かう中央高速道路を全速力で疾走する車のなかで聞くベートーベンのピアノソナタ「悲愴」のように胸を締め付けられてゆく。ここまでくると潜在意識は警戒のシグナルを送り続ける事に疲れ、諦めてしまう。夢は悪魔のスパイラルをダーク・ゾーンに向かって真っ逆さまに落ちてゆき、止められる者はもう誰もいない。

この素晴らしいショップは、突如として無意識の世界に誕生する。そして、徐々に無意識の世界から這い出してきて、現実の世界に向けて移行し始める。

夢は叶う… 真実だった!

夢にまで見た素晴らしい輸入雑貨店が物質界に顕現した。 借金で創造された魔法のショップ! 開店と同時に友人や親戚が訪れ賞賛する。 至福の時。

だが、物質界の法則によって、基盤もない魔法のショップは崩壊し始める。

あれほど今まで来た客達は2~3ヶ月もすると、どこへともなく消えてゆき、半年も経つと閉店となり、完全に崩壊する。

夢の後の多額の借金をその夫や実家が返済し、夢は豪華な内装のショップとともに跡形もなく消滅する。 どこにでもあるお定まりのパターン。日常の砂漠の中に一瞬だけ出現した蜃気楼のようなイリュージョン!

2006年7月21日 (金)

LLP

新会社法が施行されて約2ヶ月たった。その中でLLPについては、この制度は使えないという事をよく耳にするようになってきた。LLP自体は2005年8月から利用可能になっていたが、新会社法の話題のせいで希望者が増えてきた事業形態である。特徴としては、内部自治の原則、構成員課税、有限責任が挙げられるが、

 ・LLPでは資金調達が出来ない。

 ・LLPでは受注がとれない。

 といったところの不満が多い。具体的な事情を知らないのでなんともいえないが、(1)資金調達に関しては、もともと初めから困難だということになっていたし (2)受注に関しても、取れているLLPもある。

事後策として、新しく株式会社を設立し、LLPを解散する形で対応しているらしい。

LLPは、費用がかからず早くできるし、法人格は無いが登記による公示ができる。ただ、責任の限度が登記簿からは把握出来ず、融資するサイドも信頼性のチェックが出来ない(与信調査が困難)。決定的なことは、利益配分に関してもめる! ここをよく検討しないとうまくゆかない。税務上も構成員課税(パススルー課税)のため、場合によっては税務上問題が出てくる。受注した仕事の振り分けでももめる。なので、うまくゆかなかったケースはもともとLLPに向かない活用の仕方だったかもしれない。LLPをうまく活用するためには利用できる業種、条件がわりとはっきりしているからである。

(注) 総組合員の同意を要する事項とLLP契約の定めにより総組合員の3分の2の同意まで、要件を軽減できる事項に分けられるが、組合員の損益分配の割合の決定・変更は総組合員の同意を要する。

2006年7月16日 (日)

季節の風

横浜の山手にある友人宅を出て、2~3分ほどだらだらと坂道を下るとフェリス女学院が見える。その交差点を右に降りてゆくと元町だ。坂道の途中で笑顔が眩しい少女に出会った。コントラストのはっきりとした服が印象的だ。 

元町のパン屋ポンパドールでクロワッサンを買う。この通りの裏に西洋風の外観のポンパドールの本社がある。すこし時間があるので表通りに出て、いつものように「みかど」でティータイムをとる。

さっき出会った少女の事を思い出しながら、これからのワード・ローブに新しい風をイメージングしてみる。

  ・新しいトレンドは、サイドバーから…

2006年7月14日 (金)

気取らない休日は、カリフォルニア

先週までの慌ただしく過ぎた、オン・タイムから開放された疲れからか、

遅く起きた日曜日、もう時刻は10時をまわっている…

今朝はちょっとブランチ

カリフォルニアの風を感じたくて、白ワインとホット・サンド

窓から流れ込んでくる高原の、緑にそよぐ木立の風と真っ青な空の色

そんな時、オフ・タイムのカリフォルニア白ワインは…

・ハッシュ・ヴィンヤード ゲヴルツトラミネール アンダーソン・ヴァレー   →フローラルな調子がゆったりと感じられるワインです。

・ドン・セバスチャーニ&サンズフュゼ シャルドネ カリフォルニア   →ホワイト・チョコレートや軽くトーストされたフレンチオーク樽の香りがかすかに感じられます。

2006年7月12日 (水)

TBS

マーケティングの勉強を始めると、なんでもマーケティングで解決しようとするタイプの経営者の方がいる。売り上げ拡大=マーケティング(集客)という発想になるわけだが、こういうワン・パターンの考え方は少し短絡すぎていて危険である。

その業種に特有の収益構造があるからである。たとえばガソリン・スタンド経営の場合をみてみると、いくらガソリンの売り上げを増やしても利益は増えない。かえって、客を待たせる時間が長くなり、サービスの低下から客離れを起こしたり、人件費の圧迫で悩むことになる。これは収益構造が違うからである。

ガソリン・スタンドはTBSが収益の柱である。ガソリンの販売ではないし、ガソリンでは利益は出ない。

つまり、タイヤ交換、バッテリー交換、洗車の3つである。どこのスタンドでも、タイヤ祭り、バッテリー・チェックのサービスを絶えず繰り返している。これらの交換ニーズは、時期の問題もありなかなか難しい。やるとするとすぐにいじれるのは洗車である。だから洗車に力点を置くわけで、洗車の占める比重はきわめて重い。洗車の客を集めるためには、まず客数を増やさなければならない、つまりマーケティング戦略をたてろ!  ということになり、そのためには割引会員カードの発行等と色々な方法で熱心に集客を図っている。ところが誰でも割引会員カード等は何枚も持っているし、遠くまで洗車だけのためには行かないのが現実である。集客をいくら図っても、それがストレートに洗車の客にはならない。これでは効果がないわけである。洗車が狙える方法を考えなければ収益が向上しない。このところを間違えると逆効果になってしまう。戦略を立案する場合には、その業種の収益構造をチェックしなければならない。単純に集客を狙うのか、もうひと工夫がないと成り立たないかをである。

2006年7月10日 (月)

最初から組み込まれた失敗

企業の倒産原因で大きな比重を占めるものは

 ・債務過剰

 ・在庫過剰

 ・1社しかない取引先

 ・変化する経営環境に対する対応の遅れ

 ・連鎖倒産 等

が挙げられるが、今まで経営を続けてきた企業の場合は、ある程度予測もつき、改善策の出しやすいことが多い。ところが新会社法で新たに株式会社を設立しようとする場合は、これらの原因が見えているようでいて、見ていない事がある。つまり、「最初から組み込まれた失敗」のパターンである。だから次の項目をチェックして除去しておく必要がある。

 ・資本金が1円の場合、どうやって増資してゆくかの道筋

 ・もし、1社しか取引先が無い状態なら、どう改善してゆくか

 ・ビジネスの拡大を狙うあまり、在庫を持ちすぎていないか

 ・他からの資本を集めた場合、出資金なのか借入金なのか契約上明確にしてあるか

 ・安易に取締役を1名と株主総会という機関構成を採っていないか

 ・よく検討もせずに、取締役(監査役)の任期を定款による伸長規定を設置して、10年まで伸長できるようにしていないか 

等を検討して「最初から組み込まれた失敗」から脱出しておく必要がある。トラブルが起こってからでは対応できない。

2006年7月 9日 (日)

数秘術

数秘術という占法は使いづらい占法のひとつである。

一般的に数秘術で得られる情報は、たとえば、一生の運命、異性との相性、結婚運、金運等であるが、出してみても数日も経たないうちに忘れてしまう。これを基にライフ・プランを立てようとする人はあまりいない。トゥワイライトミステリーも全く憶えていない。これでは占法というより数占い、エンターテイメント、つまり娯楽、遊びのジャンルである。

数秘術は占法として全く使えないのかというと、そうとも言えない。ではどうやって観るのかであるが、いくつかのシンクロニシティが起きたとして、それぞれをカバラ的に還元し、共通な象徴を取り出して判断する。何らかの傾向が出現していたりすれば、近い将来その事象に関係のある出来事が起きる可能性が高いし、ばらばらで意味がとれない時は、ただのノイズであるので無視する。その結果、近い未来の資金繰りの悪化とか、従業員問題、今まで順調だった取引先とのトラブルなどが恐ろしいくらいに的中することもある。ただ、得られるシグナルはほとんどノイズである事が多く、トゥワイライトミステリーとしては恐ろしくて使えない。勿論数秘術を専門にしている占い師がいる以上なんらかの秘伝があるのだろう。

大切な事は、数秘術であれ、お気に入りの経済理論や経営哲学であれ、科学的であるかどうかを問わず、将来予測を持っていることである。これにより軌道修正がはじめて可能になる。これが無いと、真っ暗闇の中をヘッド・ライトも点けずに車を走らせることになる。当たらない事が多くても何らかの見通しを持つべきである。

2006年7月 8日 (土)

リビン オン ジ エッジ

エアロスミスの名曲のタイトル名である。崖っぷちに立たされているという内容の曲である。

ここのところ経営コンサルタントという種族のダブル・スタンダード的な行動が目立ってきている。「過去の成功事例は役に立たない。時代は変わった。成功の中にダイヤモンドはなく、失敗の中にこそ成功の芽がある。だから、大きな失敗を避け、小さな成功を積み重ねろ! その中から成功は生まれる。行動あるのみである」と彼らは言い続けてきた。だが、人々は大きな成功や一発逆転を望み、この程度の話しには耳を傾けなくなってきてしまった。そこで彼らは大きな成功を遂げた人々の事例を好んで持ち出すようになってきてしまった。つまり言っていることと、賞賛している事例とが異なってしまったわけであり、成功事例を持ち出しモチベーションを煽る方法が主流になってしまった以上、起業家もそんなパターンを好むようになった。

中小企業の実態はというと、法人税黒字申告割合30%、つまり赤字企業が70%を占める。そんな経営環境の中で起業を狙うということは、破綻するリスクが極めて高いギャンブルに手を出すということである。経営というカジノに入る時点で、それなりのチップを要求されていることは常に念頭に置いておく必要がある。崖っぷち(リビン オン ジ エッジ)に立たされているからには夢は夢としても、セーフティー・ゾーンだけは確保しておかなければならない。

2006年7月 7日 (金)

危機

プログレッシブ・ロックの雄、イエスのアルバムタイトルである。危機とは危険と機会のふたつの意味を内包している。ピンチの中にチャンスの芽があるということなのだが、ピンチをチャンスに変えるためには絶対に必要な条件がある。それは本人がチャンスを掴むだけの徳を持っているかどうかということである。

Yさんという地方都市でショップを経営していた方が相談に見えられた。近くの大規模集客施設が閉鎖されるため、店舗を改装して集客を図りたいということであった。知人に相談したところピンチの後にはチャンスが来るから、ここは物事を悲観的に考えずに積極的な気持ちで将来を考えるべきだと元気づけられて改装することになったわけである。それでも一応念のために観て欲しいということだったので、「今は改装する時期ではない、もう少しお待ちなさい。どうしても改装したいのなら投下資金は最小限に抑えるようにしなさい」とアドバイスしたが、結局大規模な改装をして最悪の結果になってしまい、かなりの借財を抱え込んだことで店は閉じざる得なくなってしまった。この方の場合、衰退する家運の下方ベクトルからの圧力と変動運の時期が重なったためにこんな結果を自ら呼び込んでしまった。

では、どうやって徳を観るかであるが、これは秘伝であるので安易な自己判断はしないほうがよい。ヒントとしては先天盤と後天盤の同会で観るが、商売は本人の能力も大きいが、それ以上に複雑な要因(ファクター)で結果が出てしまうので、たとえうまく物事が進んでいるときであっても慢心しないことである。、

2006年7月 6日 (木)

風が変わった!

先週から今週にかけて、景気がはっきり下振れを起こし始めている。

この話しは北朝鮮・ミサイル・テポドンの一連の流れからこじつけたように受け取られるので、あまり、話したくないところもあるのだが北朝鮮の件とは全く関係の無い話しである。

サイキック系の話題である。

なんとなくもやもやして一枚の絵にならなかったことがあって、それがはっきりとしたイメージとして感じられたわけである。実はこの5月の連休明けあたりからシンクロニシティー的に不協和音が鳴り響き始めていて、左脳的に表現するなら、たとえばここ1年くらい前から平日でも混雑して席の空がない安いコーヒー・ショップがあって、入っても席がないためスタバやタリーズに避難していたが、それが先々週あたりから空席がちらほら出始めて、土曜日(午前中)ではあったが、かなり空席が出来ていた。 定点観測の指標的に観察していた主要道路の交通量も減少してきている。その他、いろいろあるのだが、変化は起きてきていた。気のせいで片付けることは簡単である。 ひとつひとつはバラバラな事柄であり、考え方も人それぞれなので決め付けないで欲しいという意見もあって当然である。それにもかかわれず、この話しを持ち出すのは5月の連休明けあたりから売り上げが伸び悩んでいるショップや、営業をかけても新規受注に結びにくくなっている会社に、注意を喚起しておきたいためである。多分顧客の消費行動が今までとはかなり異なってきているはずである。早めに予防策を講じないとこれから先半年くらいのあいだに売り上げを大きく落とすことになろう。 新聞等の情報は、遅行性があることと富裕層向けであるため、表面に浮かび上がってくることはないと思うし、 論理的ではないから無価値な情報であるといって無視しても結構である。信じることも、信じないことも自由である。

2006年7月 4日 (火)

多次元宇宙

サラリーマンから起業家になったときに知っておかなければならない大切な事がひとつある。当たり前の事だが、大企業と中小企業とは別物だということだ。受注先がまだ少ないために営業をかけようとする時、退職前の会社の話題ばかり話してはいけない。「タブーである!」 心得としてよく目にすることではあるが、前職が大企業でポジションも高かった場合、話したくなるのは人情でもある。相手方にメリットが無い以上、迷惑がられるだけだが…。

この手の話しの裏には、この起業家が中小企業というものをよく理解していないという事情もある。中小企業は暗黒大陸である。正しい情報はほとんど採れない。それにもかかわらずわかっているつもりになる。これは幻想である。製造原価の数字の根拠も本当のところはよくわからない。在庫についても、在庫なんだか産業廃棄物なんだかよくわからないことも多々ある。固定資産も時価を正確に反映してはいない…。 すべてがまるで砂漠の蜃気楼のようである。 とは言っても中小企業の全企業に占める割合は99・85%、全就労人口の70%以上の巨大大陸である。

量子力学でいうパラレル・ワールドにも似ていて、大企業とは世界の異なるアナザー・ワールドである。景気の見通しですらマス・メディアの流す公開情報とは質が異なる。そんな中で受注先を確保するために営業をかける以上、マス・メディアから流れてくる情報に惑わされてはいけない。自分でよく考えることと、直感で事象を見分ける感覚を養う必要がある。

2006年7月 3日 (月)

天国への階段

「天国への階段」は言うまでもなくレッド・ツェッペリンの名曲のタイトル名である。新会社法が施行されて最低資本金制度が廃止されたため、1円起業に関する話題が多くなっているが、心配していたとおりネットで検索してみると1円起業を興した経営者サイドから、やらなきゃよかった1円起業とか、やってみてこんな事で困っています、とかの意見が増えているようだ。要はこういうことである。資本金1円で株式会社を創るために数十万円かかった…、融資を受けようとしたら受けられなかったので結局資金の持ち出しになってしまったとかである。1円起業に関する本を書店で見てみると、純粋に法律論の本と事務所の宣伝本に大別される。法律論の方は見解はともあれ問題はないが、宣伝本の場合前半にどこにでも書いてあるような簡単な説明と後半には、その事務所の業務内容の説明及び依頼すると得られる御利益とコンタクト先が書いてある。結局1円では会社は動かせないし(運転資金等が無い)、だから融資を受けたくても国民生活金融公庫ですら借入金に見合うだけの資産を必要とする。つまり、会社では借りることが出来ないため個人で融資を受けて会社につぎ込むことになり、株式会社の特質である物的有限責任は、この場合機能しない。この状態で会社を動かそうとすれば設立当初から借金経営、債務超過になってしまう。このような1円起業株式会社が増えればある会計士の意見のように泡沫企業として大半が淘汰されてしまうので、以前のように株式会社だからというプランド・イメージ、信用力は落ちてしまう。節税を狙ってみても出資の90%が同族の同族会社であるため、役員の給与所得控除相当分を損金として認められなくなるため、その効果も期待できない。つまり、安易に1円起業に不運にものっかてしまった経営者には幸運も期待できず、そのまま天国への階段を登りつめ昇天してしまうことになる。創業しようとする株式会社が1円起業の場合は設立する前により慎重にビジネス・モデルの検討をすべきである。

2006年7月 2日 (日)

獣の数字は666…

有名なヨハネの黙示録第13章18節…

「ここに知恵が必要である。賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六{666}である。」

何年か前にわが国の財政赤字が666兆円に達したときに話題になったことがある。今年はすでに800兆円を越えている。ディフュージョン・インデックスも中小非製造業ではマイナス7%となっている。つまり、中小企業に明日は無いと考えている経営者も多く、それが親の会社を継ぎたくないといった後継者問題に影を落としている。

一般的にビジネス・モデルの転換を図るためには平均3年はかかると言われている。そこから逆算すると3~5年先の見通しが暗いなら、今から業種転換等を考えるのだが、言っている事とは裏腹に現実には何も手をつけていない経営者が多い。経営感覚がプレッシャーで停止しているとしか思えない。そこで新会社法を使って第二創業を考えるか、企業間連携(新連携と言われるもの)を狙ってみてはどうだろうか。勿論これから新しく新会社法を使って起業しようとする経営者にも手法的には活用できる。LLC(合同会社)であるとか、その形態は色々経営資源、人脈によって異なってくるが。では、どうやって収益を生み出してゆくかについては、今までの業種、事業形態についての事例の検討が必要なので、また機会があれば触れてみよう。

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